「社会」の最新記事一覧
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山本昭宏氏編『河内と船場 メディア文化にみる大阪イメージ』インタビュー
2025/06/14 足立倫行「おもろい」「がめつい」「ど根性」。こんな言葉ですぐに思い浮かぶのが大阪。ステレオタイプだが、それが「大阪」イメージとして定着している。いつから、なぜ、という問いに、「戦後、高度経済成長期に、メディアによって取り上げられた〈河内〉と〈船場…
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2025/06/13 中岡 茂
森林・林業にかかわる土木を森林土木と呼ぶ。一般土木からすれば小規模だろうが、森林・林業に携わる人たちの森林土木への関心は低い。林道がないと木材は1本も市場に出ていかない。森林土木の問題点について洗い出し、改革の方向性を提案してみたい。
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2025/06/13 村上悠太
ドクターイエローで特筆すべきは、「見ると幸せになる」と言われ、鉄道ファンに限らず幅広い層から人気を集めたことでしょう。結果として、ドクターイエローによって、東海道・山陽新幹線の安全運行を支えている、電気・施設など鉄道インフラに関する業務、…
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2025/06/11 橋本淳司
東京都は2024年夏、水道の基本料金を4カ月間にわたって無償化する方針を打ち出した。猛暑と物価高騰に対応する生活支援策とされるが、政策効果、制度設計、財源構造、他自治体への影響を精査すると複数の課題が見えてくる。
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2025/06/10 中島章隆
大相撲の横綱白鵬が引退した。今後は親方として後進の指導に当たる。現役時代の実績が引退後も強い影響力を持つとされる相撲界で、奔放な大横綱時代の言動を持ち込むのでは、と警戒する声もあるが、白鵬は本当に日本の伝統文化を理解していないのか。
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2025/06/09 村上悠太
ドクターイエローT4編成にとって最後の検測となった、2025年1月28、29日の「ラストラン」。その引退の際には、数多くのファンが「ありがとう」と、およそ24年間にわたり東海道・山陽新幹線の安全運行をかげながら支え続けた感謝の思いを伝え、…
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2025/06/06 林 智裕
東京新聞が東京都葛飾区の発行する広報紙「かつしか」に掲載した「こち亀」イラストが「戦争を想起させる」との抗議が出ていると報じた。しかし、報道前にSNSなどで問題視する声はほとんど確認できない。イラストはいつどこで「問題」となったのか。
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2025/06/06 島澤 諭
日本国内で2024年に生まれた日本人の子どもの数が68万6061人と、統計を取り始めて以降、初めて70万人を下回った。この30年間実施してきた予算規模を拡大する少子化対策が効果を示さなかったと言える。その原因を検証する必要がある。
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2025/06/05 唐木英明
コメ不足による価格高騰で基準値を超えたコメを正常なコメと混ぜれば安全であり、供給に役立つのではないかという声もあるが、食品衛生法で許されていない。ただ、福島第一原発の処理水は希釈により海洋に放出される。この違いは何なのだろうか?
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2025/06/04 吉田浩
大阪・関西万博が開催されている。開催前も開催後も様々な話題を呼んでいるが、今回はこの万博を機に、経済・社会統計をもとに全国における大阪経済、大阪文化の位置づけを考えなおしてみたい。
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2025/06/04 平沢裕子
政府が随意契約で売り渡した備蓄米の店頭販売が始まった。安い価格に、店舗では行列ができ買えない人が続出するほど。他に食べる物がある日本では、安ければいいというものでもない。農林水産省は「おいしく食べられる」というが、本当だろうか。
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2025/06/04 滝田洋一
『ゴルゴ13』は、長年ビジネスパーソンに親しまれている長寿連載マンガだ。リアリティー満載のストーリーが特徴的で、単なるマンガに留まらない魅力にあふれている。
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2025/06/02 山本隆三
再生可能エネルギーの普及が進む中、その機器を利用したサイバー攻撃で電力供給が息の根を止められる可能性がある。そうなれば、社会活動は麻痺する。
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2025/06/02 多賀一晃
扇風機。ファンをモーターで回し、風を発生させる家電だ。ファンをぐるぐる回して風を得る発想は江戸時代以前からあり、浮世絵にもうちわを複数枚取り付け、手動でぐるぐる回す木製の扇風機が描かれている。名前は「うちはぐるま」。
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2025/05/29 矢野裕児,首藤若菜,田阪幹雄
物流逼迫が懸念された「2024年問題」。杞憂に終わったかのような様相ですが、物流現場は依然、低賃金、長時間労働、人手不足などの課題が深刻であり、「モノが運べない未来」は確実に迫っています。ここでは、この問題に詳しい専門家3人が、1年経過し…
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2025/05/29 野口千里
生物の特徴を応用した「生物模倣」が脱炭素の文脈で注目されている。さらに拡大していくためにはどのような観点が必要なのだろうか。
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マンガ家・浅野いにおインタビュー
2025/05/28 梶田美有マンガを取り巻く環境は2000年代以降、大きく様変わりしている。最前線をひた走る気鋭のマンガ家が硬直的な業界の体質に警鐘を鳴らす。
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2025/05/27 小島正美
インターネット空間で除草剤「ラウンドアップ」への誤った情報が後を絶たないことから、同製品を製造・販売する日産化学が投稿者に対し損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。SNS上の虚偽情報を止める術はあるのか。
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